不定冠詞と無冠詞の見極め方【ポイントは一つ】
こんにちはハミです。
さて、皆さんは問題を解いているときに
- 「この名詞にはa(n)がつくの??」
- 「この名詞の最後にsはつくの??」
といった壁に当たったことはありませんか?
この記事を読めば、
あなたはそういった疑問に対して
瞬時に見抜くことができるし、
英語の本質も見えてきます。
それでは、そういった疑問を解決していきましょう。
まずは次の例文を見てみましょう!
- ニンジンをひとつください。 Give me a carrot.
- ニンジンをたくさん買ってきてください。 Please buy a lot of carrots.
- ニンジンをカレーに入れましょう。 Let's put some carrot in the curry.
日本語では、対象が丸ごとのニンジンでも、複数個のニンジンでも、みじん切りにしたニンジンでも、「ニンジン」は「ニンジン」です。しかし、英語ではa carrot、carrots、carrotの3つの名詞形を使います。
a carrot と carrots の違いは
指す対象が単数か複数かの違いです。
a carrot と carrot の違いは
それぞれの指す対象の形状そのものが異なります。
個体としてのニンジンだと a carrot で、
ニンジンの形をとどめない形だと carrot になります。
つまり、
対象が異なれば名詞形が異なる
ということになります。
これがポイントです!
the を使うかどうかは後の記事でお伝えします。
次に冠詞の本質を説明していこうと思います。
- 冠詞と名詞の可算系・不可算系
a / an は不定冠詞と呼ばれ、「a(n) + 名詞」の形で使います。
「a book」の意味は「ある本」という意味になって、
どの本か特定しないで表現するときに使います。
先ほど述べたように英語では
a carrot と carrot は違った名詞形であります。
「a + 名詞」の形と「なし + 名詞」という形の違いです。
この二つの違いは何かというと
可算名詞 (数えれる名詞) か 不可算名詞 (数えれない名詞) の違いです。
「a + 名詞」の場合は 可算名詞、
「なし + 名詞」の場合は 不可算名詞となります。
そして、可算名詞は複数形もあるのでしっかりと確認しましょう。
可算名詞と不可算名詞の例は後の記事でお伝えします。
今回はここまでです。
参考になれば幸いです。