will be doing と will have done【初級者向けの記事】
こんにちはハミです!
今回は will be doing と will have done の意味と
使い方について説明していこうと思います。
この記事を読むことで、
英語学習初級者にとって英語力向上に欠かせない
文法力を上げることができることに
間違いないです。
まずは前回の記事を読んでいない方は
読むようにしましょう。
未来時制の基本である will と be going to の違いを学びました。
さー、確認しましたでしょうか?
では、それをもとに
今回のテーマを説明していきます。
①will be doing
前回説明したように
I will do や We will do といえば、
話し手の「意志」を表します。
しかし、I will be doing や We will be doing となると、
「推量」の意味合いが強く
なります。
感覚的な意味でいうと、
「予定していることが順調であれば、そのまま進むだろう」
であります。
具体的には以下ののように使えます。
・「~しているところになるだろう」
この状況は未来のある時点を想像して、
「そのとき~しているだろう」と表現するものです。
ex) I'll still be studying when my mother get to the house.
「母親が家に着くころ、私はまだ勉強しているだろう。」
・「~することになっている」
この状況は話している時点であることが
予定されているという状況である。
誘うような言い方でもある。( 会話編 )
ex) We'll be having a big party tonight.
「今夜は大きなパーティーをすることになっている。」
似た表現と比較してみましょう。
ex) We will have a party tonight.
「今夜パーティーを開きます。」
この意味合いは「そうだ、パーティーやろう」といった意味合いになり、パーティするかは確実ではないです。
ちなみに、
ex) We are having a party tonight.
ex) We are goig to have a party tonight.
この2文は確実にパーティーをする意味合いです。
・「~していることだろう」
この状況は未来のことということより現在に視点があり、
現在「~しているんじゃないかな」という推量です。
ex) I don't know how the weather is,
but it will probably be raining now.
「天気がどうなっているか分からないけど、たぶん現在雨が降っているんじゃないかな。」
・相手に何か丁寧に尋ねる使い方
この状況はその通り何かを尋ねる状況であります。
ex) Will you be coming tomorrow?「明日、来られますか?」
似た表現と比較してみましょう。
ex) Will you come tomorrow?「明日来るの?」
このように will be doing を使った疑問文は丁寧な表現になります。
②will have done
感覚的な意味は、
「ある時点までにある結果・状態になっているだろう」
となります。
そして、will have done は3つの用法があります。
・「完了」用法
完了用法は「~し終わっているだろう」という
意味合いになります。
ex) He will have arrived home before noon.
「彼は正午までには帰宅しているだろう。」
ex) I'll have finished my homework by the time my teacher comes.
「先生が来るまでには、私は宿題をおわらしているだろう」
※アンダーラインの箇所は時制問題でよく出ます。
・「経験」用法
経験用法は「経験することになるだろう」という
意味合いになります。
ex) If I visit Thailand again, I'll have been there three times.
「もう一度タイに行けば、3度行ったことになる。」
・「継続」用法
継続用法は「ずっと経験して~していることになるだろう」という
意味合いになります。
ex) We'll have been married for 5 years on May 5th.
「私たちは5月5日で結婚5周年になります。」
ex) I'll have been professor for 3 years next April.
「私は来年の4月で教授になってから3年になります。」
※will have done の will は「推量」を表すことから、
未来のある時点を想定するというより、
現在行われていることについて
「今はもうすでに終わっていることだろう」
という意味でも使われます。
ex) She will have already made the final dicision about the matter by now.
「もうすでに彼女はその件について最終決定を下しているところだろう」
※( 未来ある時点まで )「ずっと続いているだろう」
と表現したい場合は、
will have been doing
となります。
ex) I'll have been teaching in this school for 10 years this coming March.
「この3月で30年間この学校で教えていることになります。」
以上、will be doing と will have done でした。
この記事をもう一度読み直してみてください。
かなり理解が深まるはずです。
今回はここまでです。
参考になれば幸いです。